その52 最後まで晴れ男
ちゃんの父がこの1月に亡くなりました。とても悲しい出来事でした。入院してかなり厳しい状況であることを、担当の医師から聞いていました。しかしこれまで父はすごい精神力で、何回も危機を克服してきていたこともあり、この冬も、ちゃんは”奇跡”を信じ始めていたのですが・・・。
さて父はものすごい晴れ男でした。ちゃんが子供の時からお出かけした時に、晴れなかったことは1度たりとありません。天橋立に行った時も、到着までは豪雨が降り続いていたのに、いざ天橋立に到着するとカラッと晴れ渡り、かえって雨後にきらめく風景が美しく感じたのが思い出です。出石や岐阜、白浜などでも同じような晴天に恵まれました。自他共に認める晴れ男だったのです。
亡くなった日も、この北陸の冬であるのにもかかわらず、晴れでした。お通夜の日は小雨であったのに、お通夜の時間帯は晴れました。お葬式も納骨も晴れました。「最後の最後まで晴れ男だったね」と家族で話をしたものです。
ちゃんは「曇り男」くらいですかねぇ。(2007.2.5)
〈追記〉晴れ男の思い出、久しぶりに思い出しました。(2014.11.9)
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