エドウッド
ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督作品では、「シザーハンズ」「チャーリーとチョコレート工場」2007年の「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」など有名な作品が数多いですねぇ。そして、「エド・ウッド」もこのコンビによるものです。このことに注目してレンタルして鑑賞しました。
エド・ウッドとは、史上最低といわれた映画監督エドワード・D・ウッド・Jrです(実在の監督の伝記映画です。)。史上最低とはひどい形容です。どうやら最低最悪の出来の映画ばかり作ったらしいので、逆にそのことで有名な人物のようです。ただ、映画の中で、資金不足の中で超低予算で(時には撮影を中断しながら)自らが良しとする映画を撮ろうと苦闘する姿がユーモラスに描かれており、映画を愛し、夢を追い続けながらも「史上最低」となってしまったエド・ウッドにかえって惹きつけられていきました。奮闘むなしく「最低」の評価となってしまうことは良くあることですよねぇ・・・・。
史上最低の映画作品とは「プラン9・フロム・アウタースペース」というものらしいです。どのくらい最低なのか逆に興味が出てきました。是非みたいです。
感動的なシーンがあります。「エド・ウッド」の終盤で、インペリアルウィスキーをあおったエドが、偶然オーソン・ウェルズに出会うシーンがあります。映画作りにスポンサーなどが口を挟んでくる苦悩をお互い映画監督として共有するのですが・・・、オーソンが「エド、夢のためなら戦え!!他人の夢を撮るなんて、人生の無駄遣いだ!!」といい、エドが発憤する場面です!!ちゃんもこの言葉に応援されています。ちゃんを苦しめる排泄物的存在を満足させるために人生を浪費したくないです。
後に「プラン9」鑑賞しましたが、いわれているほどキツくはなかったです。「死霊の盆踊り」はさすがにキツいですねぇ・・・・。
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